火曜日, 8月 05, 2008

【クラウドコンピューティング】 景気が悪くなるからこそクラウド このエントリーを含むはてなブックマーク



不景気マーケットのキーワード ~中小ソフトハウスが知っておくべきこと~


これから景気は悪くなります。周期性の観点からも2011年、12年辺りまで、景気は浮揚しません。<中略>
新規投資は凍結し、運用・保守もより品質が高く安価なサービスへと興味の対象が移ります。実はそうした不景気マーケットに対して適価なサービスを提供できる企業が、正しく中小企業なのです。大手は価格が下がると固定費を賄う事が困難になります。そこで海外も含めて、より効率的にビジネスが展開できる場所を探します。国内は縮小し、なおかつ不景気による減価圧縮がキーワードとなります。業務効率や生産性の向上、現状支払いコストの圧縮というものがキーワードです。


 なかなかいいことをいうなあ。でも、「海外も含めて、より効率的にビジネスが展開」については、一点だけいわせてもらいたい。
 いわゆるオフショア開発についてだが。これは決して効率的とは限らない。例えばベトナムの場合、単価で計算すると約1/5だが、管理コストを含めた実際の成果物にかけたコストを計算すると我々日本人の方が安くなる場合がある。ただし、これには条件があって、コミュニケーション能力を含む高いスキルがあり、生産性の高い仕事を期待できるエンジニアに依頼できた場合に限る。同じ日本人でも彼らの生産性は10倍ぐらい違う。なぜそうなるかについては、もう少し詳しく、こちらの記事に書いた。

 いずれにせよ、請負開発に未来はないので、新たなビジネスを考える必要がある。同じ方が書いた以下の記事には共感できるところが多い。

クラウドコンピューティング、一年後がビジネスチャンス?!


これまでも大手企業が自社の命運を賭して実施してきたビジネスは多くの場合で失敗しています。そしてその失敗の道のりを冷静に観察しているベンチャーや中小企業がその失敗の要因を排除する形で新たなモデルとして成功を遂げていきます。
<中略>
今年の3月辺りから具体的に景気の潮目が変わっています。大手企業では大型プロジェクトの凍結が始まっています。投資に対する見直しが本格化しているのです。こうした大きな流れの中でキーワードは【中小企業】【サービスビジネス】【環境】です。特に中小企業に対するサービスビジネスがクラウドコンピューティングの中心にある概念です。


 それからぜんぜん関係ないけど、Googleマップのストリートビューは衝撃ですな。Google マップ日本版にも「ストリートビュー」機能--道路に立って街中を見渡せる

0 件のコメント:

 
© 2006-2015 Virtual Technology
当サイトではGoogle Analyticsを使ってウェブサイトのトラフィック情報を収集しています。詳しくは、プライバシーポリシーを参照してください。