金曜日, 9月 12, 2008

【iPhone】 日本でなぜ売れないか2 このエントリーを含むはてなブックマーク


 携帯端末を使った業務アプリケーションを実際に構築しているお客様に意見を伺うことができたのでメモ。

<アプリ概要>

 * 携帯用アプリを独自開発。ある国内のキャリアを利用。
 * 入力した情報をサーバにUploadする機能、Uploadしたデータを参照する機能をもつ
 * 全国で約X千台導入済
 * 今後海外にも展開していく

 これまでは主に1つのキャリアでのみ開発を行ってきたが比較のため他のキャリアのものも開発してきた。iPhone版も開発されており実際にAppStoreに評価用として登録されている。以下はiPhoneの評価。


<悪い点>

* 電話の基本性能が悪い。(他のキャリアに比べて電波の入るところが狭い、通話が途切れる、電池がすぐ切れるなど)
* 非常に寒い地域や逆に暑い地域(海外を想定)での利用に不安
* 通信料が(他のキャリアと比べて)高い

<よい点>

 * アプリケーション開発コスト、流通に関してはAppStoreが便利

 現段階ではiPhoneの評価はそれほど高くないという印象を受けた。通信料が高いのは意外だったが電話の基本性能は改善の余地ありだ。電話なんだから繋がらないと・・・・。
 iPhoneはよほどのことがない限り導入されないと思う。

<追記>
以下にアップデートが出たもよう。バッテリー駆動時間改善がどれくらいのものか興味はある。

iPhone ソフトウェア 2.1アップデート、バグ修正・バッテリー駆動時間改善

しかし、以下のような悲痛な声を聞くとダメダメ感があるよなあ。


コピー&ペーストについての言及はなし。日本語入力でキーを押してから画面に表示されるまで平気で10秒かかったり、アプリが起動した途端に落ちてホームに戻るような挙動、快適に使うにはWindows Mobile並みに頻繁な再起動が必要になる点が改善していることを祈ります。


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