火曜日, 9月 16, 2008

【雑記】 バーチャルとはなんなのか このエントリーを含むはてなブックマーク


Zopeジャンキー日記にバーチャルのエントリがあるのを見つけた。

「バーチャル」とはなんなのか


「バーチャル」とは結局のところ、この「記号」の性質そのものなのだ。「北海道」という記号が北海道のことを指示・意味しており、その記号を見てわたしたちが北海道を想起するということ、これが「バーチャル」だ。


 なかなかいいところを突いている。バーチャルは「本来の、本質的な」という意味があることは以前説明したことがあるが、「記号」の性質ということもできる。
 ファーガソンだったかミルズだったか忘れたが、最も重要なものはデータであるといっていた。IBMのソフトウェアのトップが言うところに意味があるのだが、その意味が分かるようになったのはつい最近のことだ。ソフトウェアは姿を変えるがデータは普遍である。またソフトウェアは道具であるがデータには本質的な意味がありそれ自体に価値がある。

バーチャルとはデータ≒「記号」の性質のことである。

 設立当初、友人からバーチャルなんて怪しくてケッタイな名前をつけて大丈夫?自虐的だよ。なんて意見をいただいたが、microsoftにしろ、はてなにしろ、謙遜的で変な名前の方が繁盛しているのを見るとバーチャルでもいいかなと思って決めた。なぜか、realXXとかbigXXはやらない。(と私は思い込んでいる)

結論

特定プレーヤーによる1極集中ではない、バーチャルで分散型のネットワークの実現。それがバーチャルテクノロジーという会社の目的だ。バーチャルには「本来の、本質的な」という意味がある。「バーチャル=仮」ではなく、「本来」のものを得るための技術という意味で、バーチャルテクノロジーという名前にした。


0 件のコメント:

 
© 2006-2015 Virtual Technology
当サイトではGoogle Analyticsを使ってウェブサイトのトラフィック情報を収集しています。詳しくは、プライバシーポリシーを参照してください。