金曜日, 9月 05, 2008

【iPhone】 なぜ日本で売れないか このエントリーを含むはてなブックマーク


 iPhoneが日本では不調らしい。これはなぜだろう。

スマートフォン戦線異常あり iPhone失速、ドコモ攻勢

私は発売1ヶ月前の6月5日に売れるかどうか予想してみた。(6月23日価格発表、7月11日発売)
 iPhoneは売れる? 2008/6/5

iPhone VS ワンセグお財布携帯、どっちが勝つのだろう?

今回の勝負は、「技術力=ワンセグお財布」 VS 「おもてなし=ブランド+使いやすさ」だ。

でも、こんなふうに考えるとぜんぜん面白くないなあ。

私の予想はズバリ、今年に限って言えば、話題性はあるが大ヒット商品にはならない。少なくとも、今年年末のヒット商品の横綱にはならないだろう。でも。 iPhoneの背景にある「革命的」なことを考えると、通信業界にとって「大インパクト商品」なんだろうなという気はする。「革命」の流れは止められないと思うので長期的に見るとiPhoneの勝ちだろう。


 なぜこういう予想をしたかというと消費者が欲しがる動機が分からなかったからだ。
それから、電池の寿命の問題もあった。


最後に、電池の寿命は重要。W-ZERO3は電池がすぐ切れるから痛かった。


 iPhoneは、私ら開発者にとってはたしかに魅力的だが、消費者にとって何が魅力的なのかは結局わからなかった。私は自分自身の「開発者の心」に押し切られそうになりながら「消費者の心」に従って買わなかった一人である。「消費者が欲しがる理由」が重要であることは、熱からさめた今では当たり前に聞こえるかもしれない。でもフィーバーの真っ最中に果たして冷静に考えることができたかどうか、疑わしいものである。

<関連> 
2つの見方
iPhoneの魅力 

<追記>

発売日直前にこういう分析をしていた人がいた。たいしたもんだ。
【iPhone,私はこう見る】需要は“ボジョレーヌーボー”,革命ではない

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