木曜日, 6月 05, 2008

【雑記】 iPhoneは売れる? このエントリーを含むはてなブックマーク



この2つの記事を読んで売れるか売れないか考えてみた。

iPhoneがなぜそれほどまでに「革命的」なのか
iPhoneは売れない

見事なほど対照的な意見だ。

最近のAppleはたしかにすごい。何年か前に、MSから資本が入ったときは、「生かさず殺さず」などといわれたAppleが、よくもここまで盛り返したものだと思う。ソフトウェア以外にコアテクノロジーがないにもかかわらず、何かすごいものをもっているように感じさせるのはなぜだろう。「おもてなし」とか、後付けの理由はいろいろあるようだが、私の理由は、MSとSONYの自滅だ。その結果、相対的にブランド力が向上しただけじゃなかろうか。「おもてなし」と言い切ってしまうと、私のような鈍いものにとって説明が難しいと思う。(私はiPod nanoの掘り込み印字に気がつかないし、スタバに入ってもドトールと区別がつかない)

 かつてのソニーは技術力によりブランドイメージが作られた。トリニトロンとか、ウォークマンとか、ソニーの独自の技術力は、他社に追随を許さないように思えた。当時はCMもすばらしかったので購買意欲は増幅される。そして、その商品を手に入れたユーザの満足感は非常に満たされた。これがすなわち「おもてなし」。このような好循環になれば多少高くても買ってくれる。ブランド力が向上した結果、安いネタで高く売るというビジネスモデルを確立できる。

 また、MSはWin95,Win2000に尽きる。まるで一人の人間が作ったかのような、統一された出来栄えには非常に驚かされた。一方のOS2は、人が寄ってたかって作ったんだろうなという感じを受けた。OS2には操作に統一感がないので、使うときに「あれ?どうやるんだっけ?」と迷うことがよくあって、私はすぐ忘れるのでメモに残すことをしていた。一方のWin95は、たぶんこうやればできると直感的にすぐわかった。メモはもちろん必要ない。当時の北城社長は95を「ゲームのような、おもちゃOS」と酷評していたが、実は「おもてなしOS」だったというオチ。MSのすごいところは、たぶんこうやればできるという直感的な操作感を、Officeや、さらにはSQLServerにも継承させていること。MSのソフトであれば、いちいち操作を覚える必要はないと想像できた。これもブランド力ではなかろうか。
 (カミングアウト)まだ新人であった私は、非力なPCしか与えられなかったことを理由に95を社内で堂々と使っていた。(北城さんが何ていおうと、「だって僕のマシンではOS2動きませんから」と言い訳して、内心ニヤリ)同期で95ばかり使っていた社員は、たぶん私だけだったろうし、最もOS2が分からない自信があった。それから社内の冷たい視線に絶えること数年、OS2は使われなくなった。

最近は、SONY、MSに陰りが出てきた。一方、追いついたAppleが成長した。Macは私もたしかに欲しいが、その一番の理由はVistaを使いたくないから。現時点で最高なOSはもちろんWin2000。軽くて早くて使いやすい。たぶん、Macに乗り換えるのは時間の問題だろうが、ThinkPad X21のキーボードに慣れた私が乗り換えたときに苦労するのは明らかなのでまだ買っていない。なので、私はいまだにIBM社販で買ったThinkPad X21を愛用している。(2000年に社販購入して償却したところで退社した。)

話は戻る。
iPhone VS ワンセグお財布携帯、どっちが勝つのだろう?

今回の勝負は、「技術力=ワンセグお財布」 VS 「おもてなし=ブランド+使いやすさ」だ。

でも、こんなふうに考えるとぜんぜん面白くないなあ。

私の予想はズバリ、今年に限って言えば、話題性はあるが大ヒット商品にはならない。少なくとも、今年年末のヒット商品の横綱にはならないだろう。でも。iPhoneの背景にある「革命的」なことを考えると、通信業界にとって「大インパクト商品」なんだろうなという気はする。「革命」の流れは止められないと思うので長期的に見るとiPhoneの勝ちだろう。通信業界の変な構造は変革させたい。ガラパゴス化がすすんでいる日本の技術。それを駆逐する「革命的」な技術という意味で、DOS/VがPC98を駆逐していった状況に似ていると思う。

iPhoneの背景にある「革命的」なことについては、こちらの本を参照してほしい。



最後に、電池の寿命は重要。W-ZERO3は電池がすぐ切れるから痛かった。

iPhone とおサイフケータイ

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