金曜日, 11月 12, 2010

【Google App Engine】 Reflex Tagging Serviceについて話します このエントリーを含むはてなブックマーク



 弊社はかねてより、Reflexというリソース志向のフレームワークを提供しているが、このたび、さらにサービスに発展させたReflex Tagging Serviceというものを作ったので発表したいと思う。(明日のajn12のBTで話す予定なので、興味のある方はぜひ聴きにきてください。)

Reflex Tagging Serviceとは



 Tagging Serviceは、リソースから様々なReflex(反射像)を取り出すというReflexの基本設計に則って作成されたサービスであり、URLで示された階層のリソースに対して、ATOM Feedを使ってCRUD(GET/POST/PUT/DELETE)操作を可能にする。

 ATOMのAPIといえばGDataが有名だが、Tagging Serviceは、GDataプロトコルとほぼ同等の機能(REST API、JSON表現、Versioningなど)を持つほか、URLによるリソースの階層表現、ACL、WebHook、JavaScript実行機能などを備えている。

 詳細については、こちらを参照していただきたい。⇒リンク



サービス志向、もとい、リソース志向



 Reflex Tagging Serviceは、リソース志向の階層型CMS&ワークフローエンジンである。リソース志向とは、簡単にいえば、URIで表されるリソースに対してRESTfulにアクセスする世界のこと。REST APIを提供することで、Key/ValueであるDatastoreの扱いにくさを解消させる目的がある。でもそれ以上に、ドメイン層をサービス化して疎結合とすることで、スケーラビリティが向上し、可搬性が高まることの意味の方が大きい。 

 また、ドメイン層のサービス化については、以前、この記事の「ドメインサービスとしてのReflex BDB」で以下のように説明した。


Key/ValueStorageではなく、ドメインサービスを提供する
 ・ 単なるPKによるGET/PUTだけでなく、様々なKeyによるRESTfulなCRUD APIを提供
 ・ <>比較、Range、前方一致検索、全文検索、Pagingなど


 Reflex Tagging Serviceは、要は、このとき作ろうとしたドメインサービスなのである。当のReflex BDBの開発は中断しているが、いずれ、Tagging Serviceと同じAPIを導入しようと考えている。DBMSはRDBかもしれないし、KVSのCassandraになるかもしれないが、Tagging Serviceをラッパーにすることで、Private CloudでもPublic Cloudでも同じように動かすことができる。

 例えば、以下のような商品検索サービス(リンク)は、Tagging Serviceを基に作成されているが、REST APIだけで動作しているので、Private Cloudの上でも問題なく動作するはずである。



そして、JavaScriptだけが残った



 Reflex Tagging Serviceの目玉機能にServer Side Scriptがある。これを使えば、サーバでJavaScriptを実行できるようになる。ドメインサービスとしての機能以上に、ワークフローエンジンとして使用できるように作られているのがポイントである。

 サーバでスクリプトを実行できれば、JSPはいらなくなるし、Javaをデプロイする必要もなくなる。

 Reflex Tagging Serviceの目的は、GAEやDatastoreの難しさ、煩わしさをなくすことであった。特殊なスキルがなくても、REST APIだけ知っていれば、アプリを作ることができるようになる。

 実際に、先ほどの商品検索アプリは、GAEなんて全く知らない、JavaScript暦3ヶ月のKeigo君が作成したものだ。ちなみに、Tagging Serviceは、Teradaさんが作成したもので、私は1行もコードを書いていない。

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