Reflex itextの機能説明にもDEMOをのせているが、これはMorph Appspaceで動いているサービスである。デプロイは簡単で、以下のようにjarを実行するだけである。
java -jar morph-deploy.jar --user hoge --password piyo --config morph_deploy.properties pdfservice.war
Uploading the code...
Creating new appspace version...
Deploying the application...
Deploy Done.
For more information on the status of this deployment, you
can view the Deployment Logs by clicking 'Manage' located
on your subscription widget and by clicking the Logs tab.
In this same page, you can also view your Production logs
and Scheduled task logs.
** transaction commit **
さらに、Dropboxを使うことで、データもサービスもクラウドで提供できる。これが無料だからすばらしい。ちなみに、Morph AppSpaceもDropBoxも裏ではAmazon S3が動いている。
以下のリンクをクリックするとPDFが生成される。実行
http://pdfservice.morphexchange.com/?template=http://dl.getdropbox.com/u/200214/pagesample.html&entity=http://dl.getdropbox.com/u/200214/pagelist.xml
自分のパソコンのDropBox publicフォルダに、pagesample.htmlと、pagelist.xmlを置いて、あとは、これらのリンクをPDFサービスに渡してあげるだけだ。
グラフも出せるが文字化けする。海外のサービスだからしかたないところかな。実行
http://pdfservice.morphexchange.com/?template=http://dl.getdropbox.com/u/200214/areachartsample.html&entity=http://dl.getdropbox.com/u/200214/stocklist.xml
セキュリティの考慮点は暗号化とアクセス制御の2つ。
httpsで暗号化、アクセス制御はDropBoxのグループフォルダの考え方がヒントになると思っている。
クラウドで安全にPDF文書化ができたらWebEDIに応用できる。PDFに署名できたら取引は全部Webだけ、ということになるかもしれない。エンドユーザはサーバもストレージも用意する必要がない。Gmailのように過去のデータもすべてクラウドが保管する。
クラウドの可能性を考えると、とてもわくわくするなあ。
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