クラウド研究会の面々を中心に、先日Key/Value研究会というのが開催されたらしい。企画の大田さんたちはもう雲の上の存在になりつつあるのかな。
「キー・バリュー型データストア」開発者が大集合した夜
このKey/Valueデータストアだが、弊社もかねてからReflexを拡張して、Berkeley DB JavaEditionを使ったフレームワークを作っていた。それで先日やっとOracle社と販売契約を結ぶことができたので発表したいと思う。本来、BDBはPDAなどへの組込利用を想定されているものらしく、クラウドに応用したいといってきたところは弊社が初めてだそうだ。ライセンス体系など見直さなければならなかったようで契約までに4ヶ月かかってしまった。
さて、このソリューションの概要は次の絵の通りであるが、ポイントを説明すると、
1)Key/Value方式のデータストアを採用
データストアとしてKey/Value方式のBDBを採用している。1ライセンスあればどんなにインスタンスを増やしても料金はかからない。
2)Scale-Outモデルのクラウドサービス機能
データストアにはResourceMapperを介してWebサービスでアクセスできる。
インスタンスは動的に追加、削除が可能である(<=これはまだ研究中)
3)ハイブリッド方式
バックエンドのRDBと非同期で接続されている。(基本更新の必要のない参照レコードがRDBに送られる。これらは情報系として使用されることを想定している)
なぜこのようなものを提案するのかについては次回以降詳しく説明していきたいと思う。
このようなソリューションに興味がある方はぜひご連絡ください。