ずいぶん久しぶりに書くこのブログ。決してネタがなくなったわけではない。忙しくて書く暇がないのであるが、一番の理由は萎縮してしまったことだ。会社を代表する一人として自分の記事が良くも悪くも多くの人に影響を与える。そのなかには株主もいることだろう。自分にとって都合のいい言葉を選んで書くのは、当たり障りのない面白くないものになる。唯一、発言できることは
正論
これほど面白くないものはない。私は間違ったことはしてはならないのであり、正論を述べるべきだという圧力があって選択の余地はない。だから、私は口をつぐむ。
正論はときに最悪を生む。悪意をもっていようがいまいが結果としてそうなる場合がある。
まず、以下のエントリを読んで欲しい。これは、JavaScript、ActionScriptの分野でインスピレーションをかきたてられる愛読blogの一エントリである。
■[javascript]「勝手に添削 - JavaScript 入門」を勝手に添削
amachanの講義内容に弾氏が「勝手に添削」したことに対する反論である。誤解してほしくないのは、正論をいっているのは、amachanでも、弾氏でもなく、実はblogコメントの投稿者(=世間様)である。
「こういったやりとりこそ、blogの醍醐味であり、(amachanは)当然やるべきだ。」by 世間様
この大きな圧力は、amachanを苦しめるだろう。なぜなら、常にamachanは正しいことを言うはずだと仮定されており、amachanは萎縮してしまう。その結果、世間様に自分の進みたい方向じゃない方向に引っぱられる。(=言いたいことが言えなくなる)
正論はときに最悪を生む。正論を発する輩に遭遇した場合、正しいと思ってもすべて受け入れるのではなく、一歩下がってスルー(無視or沈黙)で対応するのも一つの方法だと思う。
どうか、口をつぐむことがないようにお願いしたい限りだ。私もがんばろうっと。